




価 格 単行本 1,760円(税込)
文庫本 858円(税込)
古希を迎えた脚本家・唐沢耀子は迫りくる老いに不安を感じる一方、穏やかな孤独を受け入れていた。そんなある日、耀子のSNSに生真面目なメッセージが届く。「私は、札幌に住む一労働者です」。そこから始まった年下の男・蓮とのやり取りに生活は一変し——。人生後半に訪れたときめきと、成熟した男女の性愛を描いた衝撃作が版を重ね、15万部のベストセラーに。
出版社:中央公論新社
好評連載中!
超高齢社会の「買い物難民」を支えるために四国徳島で始まった軽トラックの移動スーパー<とくし丸>は、1200台が各地を走り回って全国の高齢者たちに喜ばれています。そのお客様である70代、80代、更には90代の方々を対象に編集され、今やお子さんたちやお孫さんたちにも人気の『ぐ〜す〜月刊とくし丸』で松井久子の連載エッセイが始まりました。
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小説
疼くひと
価格:単行本 1,870円(税込)
文庫本 858円(税込)
こんな身体で、彼の前に立つというのか。どうするの、耀子。70代女性の揺れる心身をリアルに描いて大人世代の共感を呼んだラブストーリーが15万部のベストセラーに。
出版社:中央公論新社

小説
最後のひと
価格:単行本 1,870円(税込)
文庫本 858円(税込)
やっと。やっと、私にぴったりな人に出会えた。耀子75歳、この恋は「間に合った」のか「今さら」なのか —— 前作『疼くひと』の続編として書かれ、著者の実体験を盛り込んだ希望の物語。
出版社:中央公論新社

小説
つがいをいきる
価格:単行本 1,870円(税込)
幸福な老いの日々とは、「幸せな祖父母」になることじゃない。互いに「個」として認めあい、労りあい、支えあうことだ。『疼くひと』『最後のひと』も続いて老いの愛と希望を描く、人生最終章の選択。
出版社:春陽堂書店

単行本
ターニングポイント
『折り梅』100万人を紡いだ出会い
価格:1,320円(税込)
100万人が感動した映画『折り梅』の監督が、かけがえのない人たちと過ごした忘れられない時間。そこに見つけた、人生の真のよろこび。「生きることは、出会うこと」と銘打って、58歳の感慨を綴った松井久子初のエッセイ集。
出版社:講談社

単行本
ソリストの思考術第3巻
映画監督 松井久子の生きる力
価格:1,760円(税込)
50歳。松井久子は生まれて初めて、監督として映画製作の現場に立った。無謀だ。できるわけがない。けれども『ユキエ』『折り梅』そして『レオニー』と15年の歳月をかけて、3本の映画を見事世に送り出した。人を巻き込み、常に自分の信じる道を突き進んできた松井久子の生きる力とは。
出版社:六耀社


ブックレット
読む 不思議なクニの憲法
価格:単行本 1,000円(税込)
2025年10月日本の政治史上初の女性宰相に選出された高市早苗総理は、政権の発足当初から「憲法改正」の実現を大きな目標に掲げています。「国民主権」を保障し個人の「基本的人権」を尊重し「戦争放棄」を謳う現憲法が、立憲主義を無視して覆されようとしているのです。自民党の憲法草案では主語が「国民」から「国家」になり、国民は国家から規制を受ける対象になっています。今こそ映画『不思議なクニの憲法』で語られた現憲法の素晴らしさを主権者である国民自身が守るための、必読の一冊。
出版社:エッセン・コミュニケーションズ

単行本
何を怖れる
フェミニズムを生きた女たち
価格:1,540円(税込)
闘った、生きた、老いた・・・。リブとフェミニズムを生きた女たちから、いまバトンは次の世代に渡される。映画『何を怖れる』に出演した12人が、自らの人生とフェミニズムへの想いを語った、貴重な同時代史。映画『何を怖れる』に収めきれなかったインタビューを全面的に活字化。
出版社:岩波書店

単行本
教える力
私はなぜ中国チームのコーチになったのか
聞き書き 井村雅代著
価格: 1,320円(税込)
「シンクロナイズド・スイミングの母」と呼ばれた名コーチ井村雅代は、なぜ「裏切り者」と言われながら単身中国に渡らねばならなかったのか?必ず結果を出し続けた40年間の波乱のコーチ人生。その全てを語った、子どもとの関わりに悩む親や教育者、コーチたち必読の書。
出版社:新潮社
2025年10月、
光文社から新刊発売!
(著)子安宣邦
価 格 単行本 1,980円(税込)
90歳をこえる私はいま「生き直し」をしています。それを老齢ゆえの虚言と人は言うかもしれません。だが〈人〉との出会いは不可能を可能にするのです。私は90歳になろうとする時に松井久子と出会い、いま「生き直し」の最後の人生を共に歩んでいます。この出会いと再生にいたる私の人生の記録が『生き直し』として出版されます。これは戦争と戦後の過程に己れの生を埋めてきたものの最後の生の取り戻しの記録といってもよいものです。
1933年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)修了。文学博士。大阪大学名誉教授。日本思想史学会元会長。



ユキエ
1998年公開
松井久子の初監督作品。アメリカのルイジアナ州を舞台に、国際結婚と老いを通して夫婦の深い愛の絆を描く。脚本は『午後の遺言状』の新藤兼人が担当。原作の『寂寥郊野』(吉目木晴彦著)は1993年の芥川賞受賞小説。
折り梅
2002年公開
実話に基づいたストーリーは老いと介護という高齢化社会の日本で、誰もが抱える問題をテーマに展開。 多くの共感を呼び、2年間で観客100万人の観客動員を果たし公開から20年を超えてなお上映会が続けられている。
レオニー
2010年日本公開
『ユキエ』『折り梅』で、のべ200万人の観客動員を果たした松井久子監督が、7年の歳月をかけて完成させた日米合作映画。哀しくも力強い一人のアメリカ女性、世界的彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアの物語。
何を怖れる フェミニズムを生きた女たち
2015年公開
70年代の日本のウーマンリブに始まる40数年の日本のフェミニズムの歴史と、現在も続いているさまざまな女たちの活動を映像で綴るドキュメンタリー映画。彼女たちは時代に何を遺そうとしてきたか?次の世代に何を伝えようとしているのか?
不思議なクニの憲法
2016年公開
2015年9月に安倍政権の暴挙によって安保法制が閣議決定された。このことは現憲法で認められていなかった集団的自衛権の行使を可能にし、自衛隊の海外での活動範囲が広げられることになったのです。国民主権の憲法を国の最高法規として国民の手に取り戻したいという目的で作られたドキュメンタリー映画。